「長谷川さ、綾乃ちゃんにとってヒーローみたいなもんなんでしょ?」 「う、うん」 ヒーローみたいなもんって言うかヒーローだと思ってるんだけど…。 ヒロくんもその気みたいだったし。 「ヒーローの代わりなんていくらでもいるよ? 例えば…、俺とかさ…」 ヒーローの代わり…? 「でも…」 「てことで、俺のことも頭に入れといてね」 その言葉だけを残して、たった今戻ってきたヒロくんと千秋ちゃんと合流して美味しそうにメロンのかき氷を頬張っている。