す、鋭い…。
さすが、清水くんだ。
ってことはいつも勘のいいヒロくんならきっと気づいてるはず。
ヒロくんと清水くんってなんかどこか似てる気がするんだよね。
妙に勘が良かったり、なんか…清水くんたまーに不器用な感じがするんだよね。
「な、なんだだろうねぇ?」
そうとぼけてみても、清水くんは誤魔化せなくて。
「とぼけるの下手すぎ」
なんてセリフが返ってきてしまった。
宮本綾乃、どうやってこの危機を乗り越えれば…。
次のセリフを考えながら、さっきまで座っていたレジャーシートまで戻って腰を下ろす。
「まぁ、言いたくないならいいけど。
俺からしたらありがたいことだし」
「へ?」
清水くんの予想もしていなかった反応にあたしはまたまたマヌケな声を出してしまった。



