【完】不器用な彼はマイヒーロー




「あ、俺はメロン」


隣にいた清水くんが言葉を発した。

次はあたしが言う番。
言葉を発しようと口を開けた瞬間


「お前はブルーハワイだろ」


すかさず、ヒロくんが言った。


「う、うん!よろしくね!」


できるだけ気づかれないようにさりげなく言ったけど、内心はすごく嬉しい気持ちでいっぱいだった。

だって、ヒロくんあたしのこと分かっててくれたんだもん。
そりゃあ、嬉しいよ。


「ん」

「じゃあ、長谷川くん行こう!」


二人はそういうと、海の家にいってしまった。

二人が並んで歩いている後ろ姿を見ていると、胸がぎゅっっと締め付けられて、お似合いな二人をただ呆然として見ていた。