【完】不器用な彼はマイヒーロー




今日はまだHRまで時間があるから清水くんと話していても平気。

だけど、さっきから女の子たちに睨まれてるような…?

気のせいかな~…?


「そーんなに長谷川のこと好きなんだ~」


少し大きい声で言った清水くん。


「ちょ…!!声大きい!!」


あたしは慌てて清水くんを止める。

あたしだってまだヒロくんのことが好きだってわかったばっかりでなんか恥ずかしいんだから…

そんな大きい声で言わないでよー…

しかもヒロくんに聞こえちゃったらどうするの!?


「誰が俺のことが好きだって?」


ん…!?

こ、この声は…!!!


「ひ、ヒロくん…!!」


なんてタイミングの悪さ…

もしかして今の全部聞かれてた!?