なんか…こっちまで照れるんだけど…。
赤くなっていく顔を隠すようにあたしはソファーから立ち上がり、再びスクールバックを持って玄関へと向かう。
「ほ、ほんとのことだから…!
じ、じゃあそろそろあたし帰るから!
お大事にね!」
リビングの扉の前で一言そういった。
さすがに無言で帰ったら怪しすぎるからね。
そこまであたしはバカじゃないし。
ッて言ってもあんなに慌てて部屋から出てきただけでもう十分怪しいよね。
「お邪魔しましたー!」
急いでローファーを履き、
ガチャ、と扉を開けて外に出る。
冷たい風があたしの熱い頬をひんやりと冷やす。



