「っ…。それはどうもありがとな」
少し俯きながらゼリー片手にこちらに向かって歩いてくるヒロくん。
「あれ?ヒロくん、顔赤いよ?」
もしかして、あたしがあんまりに長居しないようにマシになったとか嘘ついたの?
それだったらなんかショックだな。
だって、仮にもあたしたちひ幼なじみなのに。
誰よりもそばにいる時間が長いし、ヒロくんもそれなりにあたしのこと信頼してくれてるんだと思ってたから…。
そんな気持ちもあたしの独りよがりだったんだね。
「お前のせいだろ…///」
「えっ…やっぱりあたしがここで寝てたりしてたから…っ。」
ほんとにヒロくんに迷惑しかかけにきてない。
なんでいつも上手くいかないのかなぁ。
「…そうじゃなくてそんなに心配してくれてたことが嬉しかったんだよ」
「え?」
彼は恥ずかしいのかゼリーとスプーンをテーブルに置きながら、自分の髪の毛をクシャリ、とかく。



