慌ててヒロくんの顔をみると、気持ちよさそうにスヤスヤと眠っていた。
こんな近くでヒロくんの綺麗で可愛い寝顔を見れるのはあたしだけだよね…?
今のところは…。
それもきっといつかは千秋ちゃんも見ることになるのかな?
そう思うと、嬉しいはずなのにやっぱりどこか胸が苦しい。
あたしはどうすることが正解なのかな?
でもまあ、よかった…しんどいのマシになったんだね。
…ってホッとしてる場合じゃなかった!!
このまま寝られても困るよ…!!!
と、いってヒロくんの腕から抜け出せるわけじゃないし…。
ヒロくんが起きるまでここにいるしか選択がない。
仕方ないか…。
カチカチカチカチ、と時計の針が進む音が聞こえてくる。
それが子守唄みたいに眠気をそそってくる。
やばい…、眠くなってきた。
そう思った時にはもうあたしは瞼を閉じて意識を手放していた。



