【完】不器用な彼はマイヒーロー




「うわ…まずっ…」



苦いのかなんなのかわからないけど顔をしかめたヒロくん。


ヒロくんは甘いものが好きだから苦いのは好んでは食べたり飲んだりしないんだよね。

今思えば、コーヒーだってカフェオレにして飲むし。


ヒロくんの手からお水を受け取り、また台所へと戻って洗い物を始めた。


ふと、洗い物をしている時にヒロくんの方を見ると、スヤスヤと眠っていた。



「ふふっ…ちっちゃい子供みたい」



今日、あたしはある人のおかげで前からずっと気になっていた胸の痛みの原因を知ることが出来た。