「はい。口開けて?」 「ん…」 いつもならあたしの言うことなんてあんまり聞いてくれないのに 今日は熱のせいかすんなり聞いてくれる。 そんなヒロくんがなんだか可愛かった。 普段はクールぶって無愛想なのに今は熱のせいでとろーんとした目でおかゆをモグモグと食べている。 最後の一口を食べ終えたところでヒロくんのために買ってきたものがあることを思い出した。 「あっ、そうそう。 ゼリー買ってきたんだった! 冷蔵庫にあるからよかったら食べてね!じゃああたし洗い物終わったら帰るから…!」