低く、枯れた声が聞こえた。
ヒロくんは赤い顔しておでこに手を当ててしんどそうに顔を歪めていた。
こうなったのは全てあたしのせい。
あたしがあんな寒い日にブレザーの存在を忘れて家に帰ってしまったから。
「ヒロくん、出来たよ」
「…ん」
むくりと、ソファーから起き上がろうとしたのを見て私はヒロくんの背中を支えた。
「ありがと…」
モクモクと、湯気を立てているたまごがゆ
体がダルそうだし食べづらいかな…?
そう思ってヒロくんが取ろうとしていたレンゲを取ってたまごがゆをすくってフゥーフゥーと冷ます。
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