【綾乃side】
――誰にも取られたくない
確かに聞こえたその言葉
ねぇ、それはどういう意味?
急に抱きしめたりして…あたしの顔は今真っ赤だと思う。
優しい温もりに包まれた時、胸がドキンッと高鳴った。
「ヒロくん、熱のせいでおかしくなってるよ?」
出来上がったアツアツのたまごがゆをヒロくんの寝転がっているソファーの前にある丸いテーブルに置く。
「そうだな…俺はおかしいよな。」
ジッと白い天井を見つめてぼそり、と呟いた。
結構真に受けちゃってる...!?
慌てて弁解しようとしたら
「…しんど…」
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