何やってんだよ…俺は。 『ありがとう』 そういうつもりだったのに。 こんな時に腹が鳴るとか恥ずかしすぎるだろ。 確かに朝から何も食べてなかったけど…。 近くに置いてあったスマホを手に取り、時間を見ると “13:00”と表示されていた。 まだこんな時間か…。 てか、俺すげぇ寝てたんだな。 あっ、そういえば…リビングに綾乃から借りてた英語の参考書があったんだった。 返さないと…。 ベッドから立ち上がり、俺はフラフラとした足取りで壁に手を付きながら階段を一段ずつゆっくりと下りる。