【完】不器用な彼はマイヒーロー




「ヒロくんが心配で…

みんなに嘘ついて早退してきちゃった」



潤んだ瞳でそんなこと言うとかマジで反則だろ…。

俺だって男だってわかってんのかな?



「冷えピタぐらい貼って寝なきゃダメだよ?
勝手に貼ったのはごめんだけど…」



そう言われて自分のおでこを触ると冷えピタが貼られていた。

さっきのは幻聴や夢じゃなくて現実だったんだ…。



「あっ、ヒロくんいっぱい汗かいてたから勝手に拭いちゃったけど…それで起こしちゃったならごめんなさい!」