【完】不器用な彼はマイヒーロー





「ち、遅刻はしてないです…!!」


当たり前のことを口にしたあたしの言葉に教室は小さな笑いに包まれた。


うわぁ…は、恥ずかしい……!!


「そんなのわかってる。だから早く席につけ」


もちろん、その言葉は軽く流されて
恥ずかしさからカバンで顔を隠しながらあたしも自分の席に腰を下ろした。