【完】不器用な彼はマイヒーロー




「逆に俺のことは気にしないで行ってこいよ」



「何いってんの?

あんたそんなんで学校行って綾乃ちゃんにうつしたらどうするの?」



姉貴の鋭い返答に何も言えなくなってしまった。

姉貴は俺が綾乃のことが好きなのをずっと前から知っている。

だから、俺が言うことを聞かない時は
いつも綾乃の名前を出されて俺は結局言うことを聞くハメになるんだ。



綾乃のこととなると何でもできちゃう俺って…すげぇ単純だな…。


でもそれぐらい綾乃が好きってこと。