【完】不器用な彼はマイヒーロー




「寂しいなら手貸せ」


そう言われたから言われた通りに手を差し出すと、ヒロくんは自分のカバンの中から黒のボールペンを取り出して、あたしの手に何かを書き始めた。


「これ…」


そこには、

【俺が考えた、ネコのニャン助】

その文字の下に女の子が書きそうなネコが描かれていた。


「これで寂しくないだろ…?」

「ふふっ…可愛い。ありがとう!!」