【完】不器用な彼はマイヒーロー




あとね、昨日変な人たちに
連れていかれそうになったんだけど

ヒロくんが助けてくれたの。

その時に花束がちょっとグシャグシャになっちゃったの……許してください。



もっと言いたいことは山ほどあったけど、ありすぎて言葉にならなかった。


あたしは徐々にまぶたをあげて
パパの眠るお墓にニコリと微笑んだ。


すると、突然ヒューと風が吹いた。


これはパパの返事なのかな?

なんて勝手に思った。