【完】不器用な彼はマイヒーロー





―――『お前のことはたとえ俺が死んでも守ってやるから』



ふと、ヒロくんから言われた言葉を思い出した。


冷静に考えてみれば、結構すごいこといわれたような…?


徐々にあたしの顔は熱を持つ。


ヒロくんは…いつか他の女の子にもそんなこと言うのかな?


あんなにカッコイイんだもん。

いつかは他の誰かのものになっちゃっても仕方ないよね。


だって、あたしは“幼なじみ”だもん。


分かっているのに、何故か心の奥がチクチクと痛かった。