「毎年、白い薔薇供えてくれてたのヒロくんなんだって」 「へぇ。大翔くんだったのね…。 また、今度会ったらお礼言わなきゃね…って綾乃、それ大翔くんのブレザーじゃない?」 ママに言われて自分の肩に手をやると、あたしの身長には絶対合わないような大きなブレザーが肩にかかっていた。 あっ…これヒロくんのだ。 話に夢中でブレザーをかけられていたことなんてすっかり忘れてたよ。 というか、よく落ちなかったな…。