「どう?美味しい?」 「…まあ」 飲んでも何も言わないヒロくんを見てついあたしが“美味しい?”なんて聞いてしまった。 だけど、ヒロくんの返事は当たり前だけど冷たくて。 “美味しい”とも“まずい”ともはっきり言わない。 もう…それじゃあどっちかわかんないよ。 しばらくして家に着く頃にはもう当たりには街頭が灯っていた。 ヒロくんと一緒にいるとすごい時間が早く感じるんだよねぇ。 それに、ヒロくんと話してるとさっきの恐怖もいつの間にか忘れられてるし。 ヒロくんはほんと不思議な人だなぁ。