「俺を囮に使った、虚仮にしやがった奴は、直接ぶん殴ってやらなきゃ気が済まない」

ノベスキーN4片手に言うジェイソン。

「負けん気は結構だ。どんな理由であろうと、その能力を遺憾なく発揮するのはいい事だ」

煽るように言うニコライ。

「直接戦闘に参加する輸送兵なんて、前代未聞だぞ」

呆れた顔をするバニングに。

「俺は輸送兵だなんて認めた覚えはない」

薄く笑うジェイソン。

不敵な笑みが、この男にはよく似合った。

「よし!距離はこのままをキープだ!速度落とすなよ!」