「ふっ、なに?」

ニヤッと笑って見てくる颯杜くん。

「家に行くって…どうゆうことですか!!」

「嘘だよ。」

嘘って…もう…
焦って損した。
あっ、そういえば!
忘れた…
お迎えが来ること…

「ちょっと、私学校に戻ります!!それでは!!支払いのお金ここに置いておきます!」

「はぁ??」

怒り気味の颯杜くんを無視して私は突っ走った。