「それにしても、最近町にも飽きてきたなぁ。」 アルダは大きな口をあけて欠伸をしながらいいます。 「なんで?城よりましでしょ?」 「そりゃ、そうだけど。4年間も抜け出し続けてたらそりゃ飽きるわよ。」 アルダは退屈そうに言う。 「ふ~ん。」 「なにその生返事。そうだ!!」 だるそうにしていたアルダが目を輝かせて立ち上がりました。 ガイはすごくいやそうな顔をします。 アルダがこうなるととんでもないことを言い出すことをガイよーく知っていたからです。 「ネパラルをでて世界を旅しましょ!!」