アルダ姫の大冒険

「うん、だってかわいそうだったもん。
助けてあげたかった。ガイも一緒に戦ってくれる?」

アルダはしゃがんだまま首だけを動かしてガイの顔を見た。
ガイはただ笑みを浮かべて
「もちろん。」
とだけ言った。

アルダは少し微笑むと勢いよく立ち上がった。

「よし!じゃあモンスター退治といきますかぁ!!」

「OK。」

ガイもその横で背筋を伸ばした。