アルダ姫の大冒険

2人は町を歩き始めた。
幸い、それほど大きな町でもない。

2人はとりあえず近くにいた男の子に話を聞いた。

「ねぇ、モンスターの盗難のことについて教えてくれないかな?」

「お姉ちゃんたち誰?」

「私たちはただの旅人よ。私はアルダでこっちがガイ。」

「ふ~ん。まぁいっか。
この近くの守り神が祭られている塔にさ、モンスターが住み着いたんだけど、
夜になると食料を盗みにくるの。
いままではそれだけだった。」

男の子は俯いた。