アルダ姫の大冒険

するとガイがてけてけとアルダに歩み寄り
アルダの顔の前で手を叩いた。
その瞬間、アルダは意識を戻した。

「おわぁ。」

「おわぁじゃねぇ!早くやれ!!」

ガイが怒鳴る。

「わかってるもん!」

それから2人はしばらく言い争いを続けた。

「早くして!」

アヤが後ろで怒鳴りつける。
アヤの声にアルダとガイは体をびくつかせ、
ガイはおとなしく引き下がり、アルダは大鎌を構えた。

その瞬間アルダの顔つきが変わった。

そろそろ倒さなければいけないことを自覚したようだ。