アインとの戦いを終え、
複雑な気持ちを抱きながらキレンへと戻る4人。
ただひたすら歩いていた。

あまりの驚きに声すら出なかった。
そんな沈黙を破ったのはアルダだった。

「これでキレンの人が消えたりしないよね。」

少しぎこちない笑顔だったが、
笑顔には変わりないものを浮かべながら言った。