それはやっぱり君でした

英莉 side


ん…


目を覚ますと見たことのない天井

着たことない服
これメンズ用?


「え…どこ」


かすれた声でその一言をだすのが

精一杯だった






「あ、起きた」

ふと隣を見ると 知らないけど
どこかで見たことのあるかおがあった。


すっと伸びた鼻 綺麗に整った顎 ワンコのような優しげな目

可愛らしいアヒル口



イケメンだ……


しばらくその顔に見とれてしまった