貴方を手に入れる為ならば。

誰?私と蓮との会話に首つっこんでくるやつは。


あぁ、知ってるわ。蓮の親友ね。名前は確か...


「うるせーな優樹。ナンパじゃねぇだろ。」


そうだ...優樹。桑原優樹。


「半分ナンパかもよ?なーんて、冗談よ!
で、してくれるの?学校案内。」


「悪いけど他あたってくんね?俺、眠いんだわ。」



「そう。わかった!じゃあまた話しかけていいかしら?学校案内は他の子に頼むわね。」




「わるいね。そーしてくれ。俺は寝る。優樹、あとは頼んだぞ。」



「おいおい、寝るのかよ!1時間目始まっぞ?...って、こりゃもう聞いてねーわ。」


蓮て、寝付きがいいのね。ふふっかわいい。


「えーと、ゆり?さんだっけ?学校案内は俺でいいかな??」


「もちろんよ。よろしくね!優樹くん!!」


「おー、じゃあ昼休みな。」


「わかった。」