~『永遠No.5』~





朝、いつもならナナが起こしてくれるのに今俺の前にはナナがいなくて寂しさで目が覚めた。







その時








《ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪》





「…んだよ…」



携帯を開けると知らない番号から電話がかかっていた。




「…ちっ…」




《「誰??」

「私。」

「だから誰??」

「桃。」

「…桃~…??」

「ナナの友達だよ!!」

「あぁ~…。で、何??」

「話ある。今日絶対に学校の屋上に来て」

「はぁ~??意味わかんっ…」



ブチッ…。》



「学校かぁ~…」






ナナに会いてぇ~…。




でも、会いたくねぇ~…。









俺はしかたなく学校に行くことにした。



「あり??永遠今日学校行くのかよ??」

「修斗さん。なんか今日絶対学校来てってナナの友達に言われて…」

「そか。いってらぁ~」

「行って来まーす」













ガチャッ











「おそい。」







なんでコイツ切れてんの。


結構早く来たし…。





「話って??」

「…ナナから聞いたよ。別れたんだって??」