「俺の彼女に何してんだよ」





彼女…??
ナナコイツと付き合ってんのかよ。





聞ぃてねぇし。





「彼女~…??ナナコイツと付き合ってんのかよ」

『……』



ナナがさっきから返事をしない。





「ナナが返事しないって事はナナは付き合ってねぇんだよ!!」



「ナナ俺ら付き合ってるよな??」













『わかんないよ…!!』












その時ナナが急に叫びだした。
















何…??

今何が起こってんの??









「ナナ…??」






『私まだ永遠の事好きじゃないからわかんないよ!!』









ナナは目に涙を溜めて永遠っていう奴にうったえた。









ダッ!!











ナナは涙を流しながら走り去って行った。








保健室には俺とあいつが②人きり。









超気まずいこの空気。










するとあいつが口を開いた。




「…お前もナナの事好きなの??」











「おぅ」















「……」




あいつは何も言わず出ていった。