~『転入生』~




「え~、今日急きょ転入して来た子がいます」

「誰々~??」

「男~??」

「女~??」








「入って」






ガラッ






「カッコイい…」




最初はみんなそう思うんだよ。



「付き合って~」




やめといた方がいいって。












「鈴宮永遠です。よろしくお願いします。」



「じゃあ、鈴宮君は岸田の隣に座ってね」
















んげ。
















「はい。」














永遠がニコニコしながら私を見る。
















気持ち悪。
















「ねぇ、永遠君!!今日一緒にカラオケ行かない??」

「ごめん。今日は無理」

「彼女いないよね??」

「いるよ♪」
















永遠。絶対私が彼女だって言わないでよ…
















「ナナが俺の彼女だよ♪今一緒に住んでる♪」
















おいぃぃぃっ!!













「マジで!?じゃあもぅヤったとか??」

「まだヤらしてくんないの」