TUBASA ~つばさ~

程なくして光さんがトレーにティーカップをのせて戻ってきた。


カチャ。


ガラスのテーブルにカップとケーキがのったお皿を置く。


見るからに高そうなケーキだった。



「おいしいから食べてみて」



食べてみたい。

そう思う自分が口惜しい。


「遠慮しないで」


クスっと笑う光さん。


見透かされて思わず顔が赤くなる。


やだ、私ったら。