「なんでここに入ってきた、ここの倉庫は華盃だけ入れんだぞ」

龍紀がいる。

「いいだろ?てか俺は、虎暴の総長」

え…結構有名な虎暴。

うち、虎暴の総長に喧嘩売ってたんだ…

「…ま、じかぁっ、ちょっとビビる」

「なに今更ビビってんの?俺のこと何回も睨んできたわりにはビビるとか」

「…うざ…」

イヤホンを耳につけようとすると

「ちょっと待って?睨んできたお返しに俺の事たくさん教えてやるよ」

「はぁ?お返し??」

「仕返しみたいなもん。お前が嫌っつってもたくさん教えてやるから」

「あのさぁ…

「はい、黙って俺の話を聞け」

「なに」

「お前、俺の総長になれよ」

うちには言ってる意味がわかんなかった。

「はぁぁあぁあ?!!?」

「黙れ。てことで、拒否権なし。今日から俺の総長な」

「俺の総長ってどーゆーこと?」

「いつかわかる」

うちはイラつきながら睨みながら龍紀をみたら

ニヤッと笑われた。

うっざ…