゚・*:.。..。.:+・゚゚・*:.。..。.:+・゚

(…っ……ここは…)


意識が朦朧とする中、感覚が戻っていく
頭に痛みが走り、頭を抱える

意識を失う前のことを思い出す

確か…何かをかがされたんだった……あの匂いは…クロロホルムだな……

間違った量を当てられてたら死んでたなぁ

なんて呑気に考えていた


ガチャ


「お目覚めかな?お姫様」

「…誰……」


どこかで見たことのある顔だなぁ
どこだっけ……


「ん?俺か?俺はここ、鬼斬の総長だ」

「鬼斬……」


あ、思い出した


「佐久間祐也だ。うちを荒らしてる」

「っ!?知ってんのか?」

「当たり前でしょー、忘れるわけないじゃん。うちの所で薬物売買してるんだからさー」