さぁって…無責任な
どっかフラフラしてるんだろうけどさ、マジで迷子にだけはならないでよー
「っ……、おい、無視すんな!」
あ、忘れてた
「あー、悪ぃ悪ぃ、忘れてた」
「っ……!!!ふざけてんじゃねぇぞぉぉ!」
男が雄叫びを上げながら、殴りかかってくる
…問題ないね
「遅い…」
颯志が足を払い、倒す
そして、そのまま上に乗った
ほかの男も同様に抑える
「さて、なんか情報持ってない?」
「くっ……情報なんて持ってるわけねぇだろ。だいたいどんな情報が欲しいんだよ」
「ん〜そうだな…」
何がいいかなー、
「あ、この顔の人知らない?」
そう言って写真を見せる
最近、庭をあらす連中の1人
「……こいつ…知ってるぞ。佐久間祐也だ」
「へぇ、どこで見たの?」
「確か…あ、東区のコンビニだ」
東区かぁ、あんまり治安良くないんだよねぇ
行きたくないなぁ、来るの待とう
「そっか、ありがとう」
そうして、全員解放する
「……もういいのか?」
「うん。またよろしくね」