「「「「「……はぁ?……」」」」」



あーあ、バレちゃった……

まぁ、そのうち紹介しようと思ってたし、いいかぁ


「えーと、紹介した方がいい?」

「……あ、あぁ…知り合いだったのか……」



まぁ、知り合いと言うか…



「んーと、私の『ゲーム盤』にようこそ。皇の皆さん」



さて、ちゃんと紹介しますか



「とりあえず質問は?」

「あ、はい。碧ちゃんは、ここの何?」



ビシッと手をまっすぐあげて質問したのは慧斗

あー、やっぱりそこかー



「私はここの『王』だよ」

「……王ってことは俺らのことは知ってたのか?」

「皇の名前だけね。顔やみんなの名前は知らなかったし、舜が入ってるとこだとは思はなかった」



これは事実
実際顔は見たことなかったし、会ってもわかんなかった

まぁ、族の総長に興味なかったって言うのもあるんだけどね……



「では、世界No.1の志羽(シュウ)は……」

「うん。いるよ」



志羽は人前では姿を出さない
顔バレしたことは無いし、知っていても数人だ



「えっと、話に割り込んで悪いけど、君の名前は……?」

「あ、世界No.4の竣華(シュンカ)です!」


……そうだったんだ
椿君がねーへぇー



「竣華ぁ!?嘘だろ!俺こいつに負けたのぉ!」

「「うるせぇ玲於」」



あーあ、凹んじゃった



「あー、とりあえず自己紹介しな?」