ちょっも変な人たちだけどね



ふたりで他愛もない話をしていると部屋のドアがノックされた



「総長、準備出来ました」

「サンキュ。碧羽、いくぞ」

「え?どこに?」



連れて来られたのは、2階のデッキだ

幹部のみんなもいる



「來龍?何するの?」

「ん?まぁ、見てろって」



何か始まるのかな?
私邪魔じゃない?

そっと下がろうとした


だが



ガシッと掴まれた


「っ????!!!!」


見事來龍に捕まりました
肩をギュッと抱き寄せられ、來龍の胸に手をついた


「逃がさねーよ」


ニヤッと笑いながら
私にだけ聞こえる声で耳元で囁いてきた


何これ、すっごい恥ずかしいんだけどぉぉぉ!?


「/////ちょ、ちょっと、離れて……!//」

「やだ」




何が『やだ』だ!

こっちの身にもなってよ〜



「ふっ、すげー真っ赤ww」

「っ〜//」



もうヤダ、お家帰りたい……