「龍弥さん、裏行く。後、ごちそうさま」

「あぁ。あ、鍵閉めてたから。ほら鍵」

「ありがとう」



裏へと続く扉を開け、階段を登り2階へ
手前の扉を開け、続き部屋を開ける

思った通り、机に突っ伏していた




「颯志、帰るよ」

「あ、碧……まだ眠い…」




もー徹夜するなっていたのに……タダでさえゲームであんまり寝てないんだから



「まったく…烈に、お兄ちゃん呼んでもらうから」



今日は休みって言ってたし、迎えに来てくれるでしょ



「ほら、起きて。烈は下?」

「下で……まだやってる……と…思う……zzzz」



はぁ、ダメだこりゃ


つけっぱなしのパソコンに目を向ける


ふーん、今日だけでこんなにか……詰めが甘い横領だね
へー、こんなとこまで……


ん……皇…ふーん。今日抗争なんだ。

忙しいね〜


っと、烈んとこ行きゃなきゃ



部屋を出て、もう一つの続き部屋に出る



「烈〜いるー?」

「ぁあ、入っていいぞ。」



案の定屍が転がっていた



「玲於ー?生きてるー?」

「……死んでるー…」