番外編☆*。


碧羽と來龍が付き合う少し前のこと___


「すげぇ人数……」

「ストバスは全国的にも人気ですからね」



人々が熱狂する中、とある4人は唖然としていた



「聞いてねーんだけど…」



事の発端は4日前〜



「碧羽、お前っていつバスケしてんの?」

「ん?基本は土日だよ」

「…もしかして、これお前か?」



そう言って來龍が碧羽に見せたのは一枚の新聞の記事だった

そこには、何かを掲げた人が映っていた



「あ!!ちょ、なんでこれ!!」

「昨日見つけたんだよ」




そこに売っていたのは、男に担がれ、トロフィーを掲げた碧羽だった

周りには、男の人ばかりだった



「これ、なに?」

「……言わない」

「だめ、言え」



來龍の命令口調になれていない碧羽はうっ、となっていた