ダボダボ…
手なんか捲らないと見えないし、肩出しにしようかな?
でも、襟元伸びちゃうかな?片方だけにしよう
右肩の方を下ろすと、來龍に戻された
「何すんの」
「こんなに人がいっぱいいる所で肩を出すな。俺だけの時にしろ」
ちょっと拗ねたような言い方に、キュンとした
じっと見つめていると、顔をそらされた
「ふふっ…」
「なんだよ……悪いか?」
「うーうん。何でもない」
手を引きジェットコースターを方へ引っ張る
「行こ!」
「あぁ。慌てんなって」
來龍の手を引き遊園地を走り回った
アイスを食べ、クレープも食べた。お化け屋敷にも連れていかれたが全力で拒否した
お化けは触れないから怖い。触れれば殴れるから怖くないんだけどね
遊園地を全て周り終わる頃にはすっかり日が暮れていた
