來龍side

「え、でもまだ…」

「いいから、お前の仕事はお終い。ちょっと休む」


「でも來龍…っ」



まだ働き足りないのか反論してくるのでキスでふさぐ
角度を変えてついばむと、声が漏れてきて体の底がゾクッと震える



「…っ………ん…ふぁ………」

「チュ……で、まだして欲しい?」


「もうイイデス…//////」




顔を手で覆い、耳を赤くしていた

その姿が可愛くて、ついイタズラしたくなる



「ほら、こっち向けって。向かねーと……イタズラするぞ」



耳元に口を寄せ、掠めるだけのキスをした
体がビクッとなり、涙目で訴えてくる



「…意地悪…//馬鹿…アホ……」

「うっせ。ほら、休んでろ。あとは俺達がやるから」



覆いかぶさったまま、頭を撫でる
そっぽを向いたままだったけど、だんだんまぶたが落ちていった

そのまま寝息が聞こえて、隣に寝転ぶ


穏やかな時間だけがすぎていった




來龍side end