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「そろそろつくから、ここらで降りるよー」



ここいらか……

随分と静かな所だな



「あ!あそこだよ!俺ん家」



舜哉が指したい家は住宅街にしては大きな家と庭
それにバイクがかなりおけるほどの車庫があった


「ここか?デカイな……」



確かに、ここらじゃ一番でかいんじゃないか?



「バイクはここに入れておいていいよ。あ、そこの3台には触らない方がいいよー」



かなり手入れされてて、綺麗だな



「ただいまー!ねぇーちゃん、兄ちゃんたち〜、耀〜」

「「「おじゃまします」」」

「お世話になります」



静かだな。いや、2階から人の声がする

すると、すぐ側のドアから2人姿が現れた




「おかえり、舜。お友達もいらっしゃい」

「おかぇり!舜にい、遊ぼぅ!」



舜哉のお兄さんと弟か



「おかえりー。おー、いっぱいいるじゃん」

「わー、ホントだー。舜おかえりー」



っ!この声!



「ただいま、姉ちゃん。そうにぃ」

「あれ?來龍?葉山もいる?」

「碧羽…………ここお前ん家か……」



碧羽の家だった





來龍side end