「俺達も行くか」

「早くぶっ潰してー!!」



元気だこと
この調子が続けばいいけどね


ピリリリリ



「はい」

『碧羽?こっちは準備できたぞ』

「OK。こっちも始めるね」

『おぉ』


プッ


「碧羽、あいつら今西中の方に向かってる」

「分かった」



目で來龍に合図する

來龍が皇のみんなに指示を出していた

バイクに跨り動き出す
多分皇牙の最終目的地は皇の倉庫
近道を通れば先回りできるはず

なら、こっちから会いに行ってやる


迅には既に連絡を入れており、翼炎の到着を待っている




「碧羽、あれか?」


前方から複数の光が見え始めた



「多分。他に暴走やってる族はないはずだから」

「なら待っててやるか」



バイクを止め、降りる
私は降りるなと言われているので乗ったまま