來龍side


「わりぃ、遅れた」


綿n……碧羽を送ったあと、すぐ家まで行き荷物を持ってきた。

揃うのはええな。



「きー君おそーい。」

「ロールキャベツが逃げちまうよー」



ロールキャベツ?なんだそれ?



「ロールキャベツ?」

「そ、今日、舜の家でロールキャベツを作るらしいですよ」




へぇー、ロールキャベツか……しばらく食ってねぇな




「全員揃ったんで、行きましょー!マイホームへ!」

「おー!」



相変わらず椿と舜哉はテンション高いな…
……碧羽はちゃんと家まで帰れたかな?

やべぇ、気になってきた……



「俺んちのロールキャベツめっちゃうまいんだよ!」

「へぇ〜、俺よりもか?」

「もちろん!椿君より何倍も美味しい!」

「てめぇ…もう作ってやんねぇ」



いつも通りの光景に頬が緩む



「あ、バイク乗っるのはいいんすけど、途中で降りてほしいっす」

「あぁ、わかった」



住宅街なんだろうな、騒音が響くだろうし



「それじゃー、レリゴー!」