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｢ここからは昨日話したとおり行動する。絶対負けんじゃねぇぞ｣


着いたのは皇牙の倉庫

來龍の声でそれぞれが持ち場につく
椿と慧人がそうこの扉を破った



｢誰だ！｣

｢はっ、お前らになんか興味ねーよ。総長呼べ｣



椿と慧人の肩ごしに中の様子を見る

残っているのは数人のみで、ほかは出払っているようだ



｢何のようだ！お前らどこの族だ｣

｢黙ってろ｣



後ろから現れた風雅に皇牙のメンバーにのしられていく
最初から風雅には倉庫内に侵入してもらっていた


｢総長たちなら、暴走に行ったぞ｣

｢あれ？外れちゃったね｣

｢いや、むしろラッキーだぞ｣




ま、確かにね
わざわざ呼び出さなくて済んだし



｢煉、皇牙はどこを走ってるか調べて。玲於は加賀美組の動きを、烈は貴良に連絡を｣

｢｢｢了解｣｣｣

｢俺達は周辺の見回りをしてくる｣

｢うん。お願いね、侑李｣