なんの補給!?流石に恥ずかしいんだけど……
みんな見てるし…
「兄貴、碧ちゃんが死にそう」
「え?うわっ!ごめん。苦しかったか?」
「大丈夫…」
「……顔真っ赤笑」
指摘されると、さらに熱が上がる
來龍に背を向け、顔を隠す
もう…サラッとそういう事言うんだから
「で、なんで來翔がいるんだ?」
「ん?ん〜碧ちゃんの仲間だから?」
「まさか…風雅に入ってんのか?」
「せいかーい!さっすが兄ちゃん!」
兄弟でのこの温度差…よく今まで気づかれなかったね
「ま、戦闘班っていっても、俺一番弱いし。侑李君なんて勝てっこないよ〜」
「お前が勝てないなんてな。そんなに強いのか…」
ブツブツとひとりで悩み始めた
しばらくすると、なにか閃いたのか顔を上げた
「組み手やろうぜ」
