誰かの気配で目を覚ます



「わりぃ…起こしたか?」

「ん…何時?」

「4時」




4時…6時間か……ぐっすり寝た気がする
おかげでかなり頭が冴えてきた



「もう行くのか?」

「うん。負けてられないから」



そう言うと、フッと笑い頭を撫でられる
優しくて、暖かい手に頑張ると誓った



「來龍も、訓練頑張ってね」

「あぁ、碧羽もな。なんかあったらすぐ言うこと。溜め込むなよ。それと、お前と訓練来いよ」



ギュッと抱きしめ合い別れる

それぞれのやるべき事へ