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｢碧羽。これ警察から｣
｢ありがと。そこ置いといて｣
あれから2週間がたった
必要な情報はかなり入り、抗争に向けての準備がかなり進んでいた
私はあの日から風雅の本拠地に籠っていた
來龍とは時々連絡を取っている
山下萌愛は、加賀美組ではなく、自宅から指示を出しているようで、何度も何度も加賀美組に連絡をとった形跡があった
(犯罪とか思わないでね☆)
｢碧、少し休んだら？｣
｢平気。時間が無いからコーヒーかなんか持ってきて｣
｢…………わかった｣
何かを言いたげな顔をしながら部屋を出ていく
さっきも龍弥さんが同じことを言いに来ていた
そんなに気にすることじゃないのに…
