「それで、話ってなんだ?」



そこまで大きくない部屋に、6人がいる

ドアのそばの2人掛けの椅子に私とお兄ちゃん。向かい側の椅子に來龍と翼炎の総長さん(名前忘れちゃった)壁に煉が寄りかかり、修が一人掛けの椅子に座っていた


「さっき、皇の総長と姫そんには話したんだが…「その前に、自己紹介しとこうぜ。今後、何かあった時のためにな」」

「それもそうですね。迅の総長、加賀美修。加賀美組の若頭もやってる。東高3年だ」

「翼炎総長、黒田光忠。黒田財閥次期社長で、緑が丘3年」

「頭いいんだな。俺は皇総長、神岡來龍。彩涼の3年」

「綿貫大輝。警官だ」

「綿貫碧羽。彩涼3年で、皇姫と、風雅のトップやってまーす」




最後に自己紹介すると、翼炎、迅の総長がびっくりした顔をしていた



「…え、風雅?情報屋の?」

「うん。宜しくね」

「「あ、どうも」」



いやー、初々しいねぇ〜
こういう反応大好きだなぁ

写メっとこ

携帯を取り出そうと思い、ポケットに手を入れるけど、見当たらない



「ほら、携帯だろ」

「ありがとう。お兄ちゃん」